現状打破 breakthrough 2004 5 15
5月15日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「日本IBM 全OS対応ソフト供給」
「新しい基盤技術は、中間ソフト(ミドルウエア)と呼ばれるソフトが中核。」
「ウィンドウズやリナックス、UNIXなどのOSの違いを吸収して、
ワープロや表計算ソフトなどによる円滑なデータ処理を可能にする。」
こうした技術は、やがて、パソコンにも搭載されていくでしょう。
このような技術は、今までも、必要とされてきたのです。
今までは、CPUの速度が貧弱で、なおかつ、メモリも貧弱でしたので、
このようなことは、無理でした。
しかし、現在は、CPUも高速になり、メモリも大容量になりましたので、
こうした技術が、パソコンにおいても可能となってくるのです。
これは、パソコンにとって、現状打破になるでしょう。
さらに、ソフトウェア技術者の仕事が楽になるでしょう。
今までは、プログラムを別々に作る必要があったのです。
ウィンドウズ用のソフトウェア。
リナックス用のソフトウェア。
MacOS用のソフトウェア。
もちろん、どれかひとつのOS用のソフトウェアを作って、
他のOSでも動くように改造してきたのでしょう。
それでも、ソフトウェア技術者は、十分に楽になります。
今後は、ソフトウェア技術者が、OSを意識しないで、
プログラム開発ができるようになっていくでしょう。